海事ライター、海事コンサルタントとしてフリーランスとしてやって参りました私、森田宏はこの度“MARITIME JAPAN株式会社”を設立しましたので報告させて頂きます。
会社名“MARITIME JAPAN”は28年間三菱重工業に造船技師としてお世話になった経験から海事関係の仕事に引き続き関わりたいという思いを込めて名付けました。また、これからの世界における日本のステータスを昭和後期から平成の時代と同様に維持するには船舶運航会社、船舶管理会社、造船所、舶用機器メーカー、その他船主、関連融資会社、保険会社が世界における海事国家として一体となって引き続き日本を盛り上げるのだという願いを含めた社会観を反映させました。その小さな一助に弊社がなればと思います。
会社設立日は2020年12月10日です。私事で恐縮ですが、この設立日の丁度10年前が生涯の伴侶の命日であり10年経ってひとつの区切りをつける為に設定しました。かてて加えてその日が一粒万倍日とのことで毎年この日を気持ちを新たにする日にしようと考えました。
会社という器は作りましたが現時点で得意先があるわけでもありません。何を目指すかどう動くかどの様に始めるのか。真っ白いキャンバスの上に立ってワクワク、ドキドキ、不安と期待とが入り交じった新鮮な心持ちです。サラリーマン時代には新造船を無事完工しお客様に引き渡す際の達成感や頭の隅をよぎる失敗したときの悔しさや上手くいったときの喜びやお客様からお叱りを受けたときの申し訳なさや逆に感謝されたときの嬉しさなどなど、大企業の組織の一員として働いていたときにもそこでしか味わえない様々な思いをしてきました。しかし、今はそのときとはまた全く違った新たな気持ちです。一つの人生で会社員時代とは違う自営業の時代へ自ら扉を開いたことに対しちょっぴり自分を褒めてやりたいという思いです。我が父の時代にはこの様な行為は「脱サラ」と言われ相当な覚悟はもとより何かサラリーマンを辞めざるを得ない社会的に説明出来る様な境遇や環境がなければならない、といった時代の風潮があったかに思いますが令和の時代は明らかに異なって来ていると考えます。それはともかく、この日を迎えられたことに、いろいろな方々にお世話になってここまで来られたことに、ただただ感謝申し上げます。
今後どの様な形で弊社が社会に貢献出来るのか。手探りながらも探求して参ります。宜しくお願い致します。
森田宏 CEO of MARITIME JAPAN CO., Ltd.
***************************************************************************************
Dear Sirs,
I have served as a Maritime Writer and a Maritime Consultant for one and a half years.
Now I announce that “MARITIME JAPAN Co., Ltd.” was established on December 10, 2020 in Japan.
The company name, “MARITIME JAPAN”, involves my thought that I want to commit to the society, not only Japan but also all over the world, especially to the maritime affairs and companies, such as shipping, shipbuilding, sea transportation companies and so on even after I quitted Mitsubishi Heavy Industries Co., Ltd, which I served as a shipbuilding designer, a machinery designer for almost 28 years from 1991, in Nagasaki, Shimonoseki, Tokyo, and Rio Grande in Brazil.
The established day, December 10, 2020, is set with my feeling to my wife. My wife passed away on December 10, 2010. Just ten years ago. (So I have been a single for 10 years.)
I wish the day changes to remind me not only something sad but also delight. So it`s a private felling.
MARITIME JAPAN intends to commit a society to serve maritime affairs. Shipbuilding companies, shipowners, ship management companies, ship machinery manufacturers and related banks and insurance companies in Japan has played a big and important role in the world, especially in the era of “Showa” and “Heisei”. I consider they shall also an important role in the era of “Reiwa” and the future.
Your support and cooperation to us shall be looked forward to. Thank you.
Yours Sincerely,
HIROSHI MORITA, CEO of MARITIME JAPAN
コメント