物作りに携わる喜び

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1年前に勤めていたメーカーを辞めたがそれまでずっと物作りに関わってきた。幼少の頃から乗り物が好きで特に飛行機と船を見るのは楽しかった。

 

子供の頃の憧れとは単純である。ただ見ていて楽しい。乗ってみたい。そんな気持ちであり望みである。

 

大人になり就職して造船所に勤めた。自分が関わる設計でモノ=船が造られる。モノを作る、造るというのは謂わば妥協の産物だから子供の頃の感情の様に単純に楽しいとかにはならない。しかし、それでも船をお客様に引き渡し使って頂き感謝の言葉やお褒めの言葉を頂くとただただ嬉しい。そんなお客様の言葉はいつまでも記憶に残る。

 

船、自分が関わってきた商船は普段産業のインフラを支える重要な要素ではある。その一方で一般の人々には目に付きにくい。陸上のものと違い日常で目にする人は非常に少ない。そんなこともあり話題になることもあまりない。のだが1回だけ自分が設計担当する船がテレビのコマーシャルになったことがあった。

 

初めてそのコマーシャルを見たときはビックリして思わず叫んでしまった。嬉しかった。テレビの画面を抱き抱えたい様な気持ちになった。

 

その船は4隻シリーズの国内RORO船であるが今も現役で日本国内を走っている。その勇姿をFacebookで見かけたのでそのときの嬉しさ、喜びをまた思い出した。

 

注:写真は“しょう美奈子”さんの撮影したものをご本人の承諾を得て掲載させて頂きました。本写真の著作権は“しょう美奈子”さんに属します。

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考えていること、感じたこと、喋り言葉、話し言葉、そんななんやかやを書き言葉や文章にすることにいつも関心があります。本業は造船、海運を含んだ海事に特化したライターですが、それに限らず本HPnoteに載せた文章を読んで頂き関心を持って頂いた方、何か書いて見て欲しいと思われた方。ご連絡、ご依頼があれば嬉しいです。

 

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